IBFが指令していた世界スーパーライト級王者スブリエル・マティアス(プエルトリコ)=19勝(19KO)1敗=と、同級3位(1、2位は空位)ショジャホン・エルガシェフ(ウズベキスタン)=23戦全勝(20KO)=の指名戦は、交渉期間内に対戦合意に達せず、8月15日(日本時間16日)に米・ニュージャジー州スプリングフィールドのIBF本部で、入札が開催される事が決定。報酬分配はマティアス70%、エルガシェフ30%。
今年2月にイェレミアス・ポンセ(亜)との王座決定戦に勝ち、新王者となったマティアスは、元王者で15位のセルゲイ・リピネッツ(カザフスタン)を相手に、8月26日(日本時間27日)にV1戦を行う計画があったが、IBFは「空位の王座決定戦での勝者は、王座獲得後6カ月以内に、選手権委員長が指名する相手と防衛戦を行わなければならない」というルールを盾に拒否。一方、挑戦者決定戦の対戦相手から次々と断わられたエルガシェフは、マティアスへ直接挑戦する交渉をIBFに対して行い、認められた。