JBC・日本ボクシングコミッション事務局の男性職員5人が5年以上にわたり、職場のタイムカードを不正に操作し、休日出勤手当を水増しして受け取っていた疑いがある事を、ついに毎日新聞が報道。全容はJBCが調査中だが、不正受給の総額は数百万円に及ぶ見込み。

日本ボクシングコミッション、職員5人が手当数百万円を不正受給か

5人は結託し、タイムカードの記録が残る5年前には不正行為が始まっていた可能性が高いと見らており、個人名は出されていないが、”世界タイトルマッチのレフェリーやジャッジとして経験豊富な60代職員、リングアナウンサーとして有名な50代職員らが含まれている。”とされている。

長年、ボクシングにかかわる事を書いてきてますが、まさかタイムカードが出て来るとは思ってもみませんでした。

JBCの主な収入源は、試合承認料、ボクサー、関係者からのライセンス料の徴収であり、命を懸けて、人生を賭けて、トレーニングに励み、試合に出場する選手。また、それをサポートする、関係者、後援者の皆様に対する裏切りであり、そのような人物が試合管理にかかわっていたことは、プロボクシングに対する冒とく行為であり、許しがたい。

命を預かり試合を管理する彼らに対しては、尊敬と信頼の気持ちで接していました。個人的に知る人物も事件にかかわっていると思われ、関係者の一人として本当に残念である気持ちと、だまされていたのかという懐疑心でいっぱいです。