8月2日(日本時間3日)ベネズエラ・カラカスのホテル・タマナコ・イベントセンターで開催された、TBAプロモーション興行。ホルヘ・リナレス(ベネズエラ)、ホルヘ・アルセ(メキシコ)、エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)らの新旧王者が会場に姿を見せる中行われた、WBA公認の”Night of Legends”。

ライトフライ級10回戦にはWBA世界同級7位にランクされるロドリゴ・ラミレス(ベネズエラ)=19勝(12KO)1敗2分=が出場。アーロン・デ・ラ・クルス(メキシコ)=11戦全勝(6KO)=とグローブを交えたが、意外にも初回53秒KOで敗れた。初めての海外遠征で世界ランキング入りを確実としたクルスは、17歳でプロデビューを果たした21歳で、今後が注目される。

メインイベントのWBA中南米ライトフライ級王座決定戦。WBA世界同級8位ヘスス・ラヤ(ベネズエラ)=9勝(8KO)3敗1分=と、2連敗中のイバン・ガルシア(メキシコ)=12勝(4KO)4敗1分=の一戦は、24歳のガルシアが10回1分15秒TKO勝ちで新王者。

Night of Legends

WBAゴールド・スーパーバンタム級&WBCシルバー同級王座決定12回戦。エルニー・ベタンクール(ベネズエラ)=26勝(20KO)2敗=と、ミゲル・モレノ・ゴンサレス(メキシコ)=21勝(15KO)7敗=の一戦は、ベンタクールが12回2分47秒TKO勝ちで新王者。

南米スーパーウェルター級タイトルマッチ。王者でWBO世界同級11位にランクされるアドリアン・マルセロ・サッソ(アルゼンチン)=25勝(14KO)3敗=に、挑戦者ドミシオ・ロンドン(ベネズエラ)=18勝(12KO)7敗=が挑んだ一戦は、サッソが5回1分22秒TKO勝ち。

WBA南米大陸フェザー級王座決定戦。これまで8戦全勝オールKO勝ちのダグラス・ゴンサレス(ベネズエラ)と、スターリン・マルティネス(ベネズエラ)=15勝(14KO)5敗=の一戦は、21歳のゴンサレスが初回2分59秒TKO勝ちで新王者となっている。