WBA世界バンタム級暫定王者ノニト・ドネア(フィリピン)=43勝(28KO)8敗=は、11月14日(日本時間15日)に米・ジョージア州アトランタのステート・ファーム・アリーナで開催される、WBA世界ライト級王者ジェルボンテ・デービス(米)=30勝(28KO)無敗1分=と、人気YouTuberで、WBA世界クルーザー級14位にランクイされるジェイク・ポール(米)=12勝(7KO)1敗=によるエキシビションマッチをメインとする興行への出場を希望。

興行を主催するモスト・バリュアブル・プロモーション(MVP)を主導するポールとは親密な関係にあり、MVPのイベントでは何度か解説者を務めているドネアは、「ジェイク・ポールとタンクのアンダーカードに出場したいと思っている。これは僕の選択肢を広げる方法でもあるんだ」と、Netflixにより配信されるビッグイベントで戦う意思を明らかにした。

42歳の元世界5階級制覇王者(暫定含)ドネアは2連敗中にもかかわらず、6月14日(日本時間15日)にアルゼンチン・ブエノスアイレスで行われたWBA世界バンタム級暫定王座決定戦に出場。アンドレス・カンポス(チリ)=17勝(6KO)3敗1分=を9回負傷判定で破り、暫定王座を獲得。約1年11ヶ月ぶりにリング復帰を果たしたドネアは、実に3年7ヶ月ぶりの勝利だった。

WBA世界同級はレギュラー王者だった堤聖也(角海老宝石)=12勝(8KO)無敗3分=選手が、左目の負傷により休養王者となり、昨年12月のWBA総会ファイトで暫定王座を獲得していたアントニオ・バルガス(米)=19勝(11KO)1敗1分1NC=が、レギュラー王者に昇格している。

ケガが癒えた堤選手はメキシコでスパーリング合宿を行うまでに回復している。バルガスは7月30日に横浜BUNTAIで、比嘉大吾(志成)=21勝(19KO)3敗3分=選手の挑戦を12回引き分けで辛くも交わし初防衛に成功。試合後のリング上には堤選手が登場し、王座統一戦の実現をアピールした。

ドネアは対戦相手に付いては語っていないが、堤選手、バルガスとはグローブを交えなくてはいけない立場にある事は重々承知。「彼らには敬意を持っているが、いざとなったら、俺は誰とでも戦うよ」と、プライドを覗かせている。