WBC世界スーパーウェルター級王者セバスチャン・フンドラ(米)=23勝(15KO)1敗1分=が、スパーリング中に手を負傷。10月25日(日本時間26日)に米・ラスベガスのMGMグランドで予定されていた、元WBC世界ウェルター級&WBAスーパー王者で、WBC世界同級3位にランクされるキース・サーマン(米)=31勝(23KO)1敗1NC=との3度目防衛戦は延期された。

これに伴い同日予定されていた、2階級制覇のWBC世界フェザー級王者スティーブン・フルトン(米)=23勝(8KO)1敗=が、3階級制覇を賭けてWBC世界スーパーフェザー級王者オシャキー・フォスター(米)=23勝(12KO)3敗=に挑むタイトル戦も延期。

両者は当初、8月16日(日本時間17日)に米・ラスベガスのT-モバイル・アリーナで開催が予定されていたが、メインイベントに出場するWBA世界ライト級王者ジェルボンテ・デービス(米)=30勝(28KO)無敗1分=が、暴行容疑で逮捕され興行中止となりキャンセルされており、これで延期は2度目。

また、WBC世界ミドル級暫定王座決定戦。同級5位ヘスス・ラモス(米)=23勝(19KO)1敗=と、同級6位シェーン・モズリーJr(米)=22勝(12KO)4敗=の一戦も延期となる。

プレミア・ボクシング・チャンピオンズは、これら全てのカードを再調整するとしているが、今のところ、フンドラがリング復帰までにどれだけの回復時間を要するかは不明。

プレミア・ボクシング・チャンピオンズは12月6日(日本時間7日)に米・テキサス州サンアントニオのフロスト・バンク・センターで、WBA世界スーパーフェザー級王者ラモント・ローチ(米)=25勝(10KO)1敗2分=と、WBC世界スーパーライト級暫定王者イサック・”ピットブル”・クルス(メキシコ)=28勝(18KO)3敗1分=の対戦をメインとするカードを、フンドラvsサーマンと同じくPrime Video PPVの放映で開催が決っており、アンダーカードのスライドが期待される。