昨年10月12日に愛知県国際展示場で、矢吹正道(緑)=18勝(17KO)4敗=選手に9回1分50秒TKOで敗れIBF世界ライトフライ級王座を失った、元王者シベナティ・ノンティンガ(南ア)=13勝(10KO)2敗=の再起戦が決定。11月15日(日本時間16日)に南アフリカ・ヨハネスブルグのボックス・キャンプ・ブーイセンズで、ヨナス・エラストゥス(ナミビア)=9勝(2KO)1敗=と対戦する。

現在、IBF世界同級10位におランクされる26歳のノンティンガは、階級を上げ2階級制覇を目指す事になった。一方、26歳のナミビア・フライ級王者のエラストゥスは、6月28日(日本時間29日)に英・ロンドンのヨーク・ホールで、アルフィー・クレッグ(英)=12勝(2KO)無敗1分=に10回判定負け。初の海外遠征で初黒星を喫して以来の再起戦となる。

13ヶ月ぶりのリング復帰となるノンティンガは、矢吹選手との試合では左ジャブをまともに喰らい、計3度のダウンを奪われる完敗だった。ここ3試合で2度のKO負けを記録しているノンティンガが、階級を上げどれだけの戦いを見せるのか。持ち前のパンチ力を活かすボクシングが出来れば、フライ級でも面白い存在となるが、果たしてどうか注目される。

同日の興行には、IBF世界バンタム級10位シコ・ンコトレ(南アフリカ)=20勝(12KO)3敗=の出場も予定されている。