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10月26日、キルギスのビシュケク・アリーナで開催された「SAIKOU×LUSH vol.3」のセミファイナル。WBO世界フェザー級1位、WBC世界スーパーバンタム級4位ルイス・ネリ(メキシコ)=36勝(28KO)2敗=と、WBCアジア・フェザー級王者サタポーン・サアット(タイ)=17勝(9KO)2敗=のフェザー級10回戦は、ネリが8回負傷判定勝ち。

初回、サタポーンがシャープな右ストレートを打ち込むが、ネリは落ち着いて対抗。2回、サタポーンのボディを攻め注意をそらしたネリは、顔面への左フックでダウンを奪う。3回、4回とサタポーンの動きを見切ったネリはジリジリと距離を詰め左強打を打ち込む機会を伺う。

地力の差は明らかでネリは余裕をもって試合を進めたが、8回、偶然のバッティングで左目じりをカット。試合は停止され負傷判定となった。スコアは80-71、80-71、78-73。試合後のリング上には昨日、亀田京之介(MR)=16勝(9KO)5敗2分=選手に敗れた、ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)=34勝(23KO)5敗1分=が登場。亀田興毅プロモーターを間にスリーショット。予想されていた事だが、ネリvsカシメロもあり得そうな予感。

Kenneth Llover vs. Luciano Francisco Baldor
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120ポンド契約10回戦。OPBF・東洋太平洋バンタム級王者でIBF世界バンタム級6位、WBA10位、WBC14位にランクされるケネス・ラバー(フィリピン)=15戦全勝(10KO)=と、WBA世界同級14位ルチアーノ・フランシスコ・バルドール(アルゼンチン)=21勝(1KO)4敗=の一戦は、ラバーが4回1分42秒KO勝ち。

181センチの長身を活かしたアウトボクシングが持ち味のバルドールは、足を使い距離を取りサウスポー、ラバーのアタックを凌いでいたが、迎えた第4ラウンド、ラバーが放った左ストレート一発でキャンバスへ昏倒。即座に試合はストップされた。

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