10月30日(日本時間31日)、カナダ・モントリオールのモントリオール・カジノで開催された、アイ・オブ・ザ・タイガー・マネージメント興行で行われた、WBA女子世界スーパーウェルター級タイトル&WBC、WBO王座決定戦。WBA世界同級王者メアリー・スペンサー(カナダ)=10勝(6KO)2敗=に、WBO女子世界ウェルター級王者ミカエラ・メイヤー(米)=21勝(5KO)2敗=が挑んだ一戦は、メイヤーが判定勝ち。スコアは100-98、98-92、98-92。
35歳のメイヤーは、40歳のスペンサーを破り4階級制覇を達成すると共に、セシリア・ブレークフス(ノルウェー)の引退により空となっていたWBC、WBO王座も獲得。3団体統一王者となった。メイヤーはトップランクと契約。この試合は「Top Rank Classics」ストリーミングチャンネルで無料ライブ配信された。
NABFスーパーライト級タイトルマッチ。王者でWBC世界同級7位、IBF9位にランクされるアーサー・ビヤルスラノフ(カナダ)=19戦全勝(16KO)=に、元IBF世界同級王者セルゲイ・リピネッツ(ロシア)=18勝(13KO)4敗1分=が挑んだ一戦は、3回にダウンを奪ったビヤルスラノフが判定勝ち。スコアは99-90、97-92、96-93。

サウスポー、ビヤルスラノフの右フックを受け左目を大きく腫れあらせながらも、リピネッツは持ち前のタフネスを発揮して奮戦したが、判定まで粘るのが精いっぱい。36歳のリピネッツは2月のアダム・アジム(英)=13戦全勝(10KO)=戦で9回TKOで敗れたのに続く連敗となった。
WBC米大陸ライトヘビー級タイトルマッチ。王者でWBC世界同級14位のメフメット・ウナル(トルコ・カナダ在住)=13戦全勝(11KO)=に、元WBCインターナショナル同級王者ラルフス・ヴィルカンス(ラトビア)=18勝(7KO)2敗=が挑んだ一戦は、ウナルが右ストレートでダウンを奪い初回1分3秒TKO勝ち。
NABF&WBC米大陸スーパーミドル級王座決定戦。ウィルケンス・マチュー(カナダ)=14戦全勝(10KO)=と、シャキール・フィン(カナダ)=27勝(17KO)3敗2分=の一戦は、3回にダウンを奪ったマチューが判定勝ちで新王者。スコアは99-90、98-91、98-91。
WBC米大陸ウェルター級タイトルマッチ。王者クリストファー・ゲレーロ(カナダ)=15戦全勝(9KO)=に、ウィリアムズ・アンドレス・エレラ(アルゼンチン)=17勝(7KO)4敗=が挑んだ一戦は、ゲレーロが判定勝ち。スコアは99-91、98-92、97-93。

 
	 
	