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元3団体統一世界ヘビー級王者アンソニー・ジョシュア(英)=28勝(25KO)4敗=をプロモートする、マッチルーム・ボクシングのエディ・ハーンは、ジョシュアが12月に人気YouTuberで、WBA世界クルーザー級14位のジェイク・ポール(米)=12勝(7KO)1敗=と対戦する可能性がある事を認めた。両者は12月の対戦に向け、交渉が最終調整に入った事が伝えられている。

両者の対戦はエキシビションではなく、正式試合として行われる方向で、ファイトマネーはそれぞれ約7000万ポンド(約142億3500万円)になると見られている。

「ジョシュアがが本気を出せば、ジェイク・ポールの命が危ない」という意見もあるが、ジョシュアは昨年9月21日(日本時間22日)に英・ロンドンのウェンブリー・スタジアムで、ダニエル・デュボア(英)=22勝(21KO)2敗=に4度倒され、5回59秒テンカウントKO負けを喫して以来リングに上がっていない事を不安視する声もある。

Anthony Joshua vs. Daniel Dubois
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「ジョシュアが負ければ、これまで築いてきた全てを失う事になる。その危険性は大いにあり得る。」

しかし、両者のサイズ差は明確で、ジョシュアの身長198センチ、リーチ208センチ。最新試合のウェイトは114.4キロに対し、ポールは身長185センチ、リーチ193センチ。今年6月に行われたフリオ・セサール・チャベスJr(メキシコ)戦でのウェイトは90・5キロ。昨年11月のマイク・タイソン戦ではキャリア最重量の103.1キロだった。

ともかく年内にアフリカでのリング復帰を目指してたジョシュアが、ポールとの対戦へ向かっている事がハーンの発言によりわかった。さらにハーンは、2026年には英国でジョシュアとタイソン・フューリー(英)の対戦を計画している事を発表。

ポールと戦う事は全く意に反していないようで、英国人の元世界王者同士の対戦は、旬は過ぎたが大きな話題を呼ぶ事になるだろう。

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