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元3団体統一世界ヘビー級王者アンソニー・ジョシュア(英)=28勝(25KO)4敗=と、人気YouTuberで、WBA世界クルーザー級14位のジェイク・ポール(米)=12勝(7KO)1敗=が、12月19日(日本時間20日)に米・フロリダ州マイアミのカセヤ・センターで対戦する事が決定。プロモーターのモスト・バリュアブル・プロモーション(MVP)により正式発表された。試合はNetflixで全世界に配信される。

両者の対戦は3分ラウンドのヘビー級8回戦、両選手共に10オンス・グローブ着用の公式試合として行われる。また、ジョシュアには245ポンド(約111キロ)のウェイト制限が設けられた。

MVPのCEO、ナキサ・ビダリアンは「この対戦は史上最大の試合の一つである」と断言。ポール自身は、「アンソニー・ジョシュアを倒せば、あらゆる疑念は消え去り、世界タイトル挑戦の機会を誰にも否定できなくなる」と意気盛んで、打倒ジョシュアに100%集中。

Eddie Haan & Anthony Joshua
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ジョシュアをプロモートする、マッチルーム・ボクシングのエディ・ハーンは、ジョシュアが来年2月にサウジアラビアでビッグ・ファイトに臨むことを日曜日に発表したばかりだが、ジョシュアにとって約7000万ポンド(約142億3500万円)になると見られているポール戦のファイトマネーは逃す手はなく魅力的。

ハーンはジョシュアがポールと対戦する寄り道は、高額報酬にも関わらず本意でなかったようで、「希望あるものには注意が必要だ」と、ジョシュアに対する不安を口にしている。

この興行のアンダーカードは間もなく発表される。当初、11月14日(日本時間15日)に同会場で予定されていた、WBA世界スーパーライト級1位平岡アンディ(大橋)=24戦全勝(19KO)=選手が、WBA世界同級王者ゲイリー・アントゥアン・ラッセル(米)=18勝(17KO)1敗=の持つ王座に挑むタイトル戦も、ここに組み込まれるだろう。

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