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元世界4階級制覇王者でWBA世界バンタム級9位にランクされる井岡一翔(志成)=31勝(16KO)4敗1分=選手は、大晦日に東京・大田区総合体育館で、現在、世界ノーランクのマイケル・オールドスゴイティ(ベネズエラ)=15勝(14KO)1敗=と、WBA世界同級挑戦者決定戦を行う事が正式発表された。

井岡選手は5月11日に行われた、前WBA世界スーパーフライ級王者フェルナンド・”プーマ”・マルティネス(アルゼンチン)=18勝(9KO)1敗=とのダイレクトリマッチで、ダウンを奪い一矢報いたが判定で敗れて以来の再起戦で、5階級制覇への挑戦切符を賭けた戦いに臨む。

オールドスゴイティは、2019年10月デビューの24歳。昨年7月にアーネスト・マルティネス(ベネズエラ)=16勝(9KO)13敗2分=に勝ちベネズエラ同級王座を獲得したが、この試合がこれまで唯一の10回戦で、ただ一つの判定勝利。

Maikel Ordosgoitti
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今年はリヤド・シーズン・WBCボクシング・グランプリのフェザー級部門に出場。4月にアンヘル・サウセダ(メキシコ)=12勝(5KO)無敗1NC=と対戦したが、オーバーウェイトの末に6回判定負けを喫している。

また、井岡選手の試合はこれまでABEMAにより生中継されてきたが、今回から井上尚弥(大橋)選手らが所属する大橋ジム興行を放映するNTTドコモの配信サービス「Lemino」により生中継される事も発表された。

同日のセミファイナルでは、WBA世界ライトフライ級2位の吉良大弥(志成)=3戦全勝(2KO)=選手が、同級7位イバン・ガルシア・バルデラス(メキシコ)=13勝(5KO)4敗1分=と、同級挑戦者決定戦でグローブを交える事になった。

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