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IBFは12月27日にサウジアラビア・リヤドで開催される、世界スーパーフライ級王者ウィリバルド・ガルシア(メキシコ)=23勝(13KO)5敗2分1NC=と、寺地拳四朗(BMB)=25勝(16KO)2敗=選手のタイトル戦勝者と、同級3位(1、2位は空位)の指名挑戦者アンドリュー・モロニー(オーストラリア)=28勝(18KO)4敗=との対戦を指令。

ガルシアvs寺地の勝者には、11月22日(日本時間23日)にサウジアラビア・リヤドで、フェルナンド・”プーマ”・マルティネス(アルゼンチン)=18勝(9KO)1敗=を10回KOで破り、WBA、WBC、WBO3団体統一王者となったジェシー・”バム”・ロドリゲス(米)=23戦全勝(16KO)=が、4団体王座統一を賭けて対戦を希望しているが、モロニーはいかなる金額でも退くことはなく、タイトル挑戦の権利を行使する意向を表明。

ロドリゲスのプロモーター、マッチルーム・ボクシングのエディ・ハーンは、「ロドリゲスは日本での試合を望んでいる。我々は拳四朗と日本で統一王座をかけて戦うことを想定していた」と、来年5月に東京ドームで予定される井尚弥vs中谷潤人をメインとする興行への出場プランがある事を明言。

しかし、IBFの下した裁定に対しては、「俺たちはいつまでも待つつもりはない!」とし、次戦でバンタム級王座を狙う考えがある事を示唆した。

Jesse Rodriguez vs. Jyunto Nakatani
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ロドリゲスを指導する元IBF世界スーパーフェザー級王者のロバート・ガルシアは、ロドリゲスは2025年末までに中谷選手と戦う事で、条件面でも合意に達したが、その数日後に中谷選手がスーパーバンタム級への転向を決めた事を知らされ、中谷戦が流れ、代わりにマルティネス戦が提案された事を告白。既に今年度中にバンタム級へ転向する用意があった事を明らかにしている。

日本での試合を望むロドリゲスに対し、ハーンはロドリゲスの地元である米・テキサス州サンアントニオでの試合開催案がある事をほのめかし、「なんだってあり得る」と、この先の可能性を模索する考え。

来年5月の東京ドーム興行には、WBC世界バンタム級の新チャンピオンとなった尚弥選手の実弟拓真選手の初防衛戦も予定される。IBF王者との対戦が無くなれば、階級を上げ日本で拓真選手の持つバンタム級王座へ挑戦する可能性も浮上する。

Takuma Inoue
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世界バンタム級は12月13日(日本時間14日)に、ホセ・サラス・レイエス(メキシコ)=16戦全勝(10KO)=と、ランディ・ギーケ(南アフリカ)=16勝(8KO)1敗1分=によるIBF王座決定戦が行われ、12月17日に行われる堤聖也(角海老宝石)=12勝(8KO)無敗3分=選手と、ノニト・ドネア(フィリピン)=43勝(28KO)8敗=戦の勝者がWBAレギュラー王者に。WBO王者クリスチャン・メディナ(メキシコ)=26勝(19KO)4敗=は、来年1月31日(日本時間2月1日)に地元メキシコ・グアダラハラで初防衛戦を予定。

ロドリゲスの次戦は2026年初夏とされており、どのチャンピオンも条件面さえ折り合えば、スケジュール的には折り合いが付く。「なんだってあり得る」というロドリゲスの今後の動向に注目。

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