11月30日(日本時間12月1日)、WBAは最新ランキングを発表。バンタム級休養王者だった堤聖也(角海老宝石)=12勝(8KO)無敗3分=選手がレギュラー王者に復帰。12月17日に東京・両国国技館で行われる暫定王者ノニト・ドネア(フィリピン)=43勝(28KO)8敗=との一戦は、レギュラー王者として臨む事になった。
堤選手と対戦する予定だったアントニオ・バルガス(米)=19勝(11KO)1敗1NC=は休養王者となる。大晦日に同級9位の井岡一翔(志成)=31勝(16KO)4敗1分=選手と、挑戦者決定戦でグローブを交える事が発表されてた、マイケル・オールドスゴイティ(ベネズエラ)=15勝(14KO)1敗=は、井岡選手の対戦相手に選ばれた事により11位にランクされた。

また、ウェルター級レギュラー王者ロランド・ロメロ(米))=17勝(13KO)2敗=は、同級1位シャハラム・ギヤソフ(ウズベキスタン)=17戦全勝(10KO)=との指名戦を指令されているが、マニー・パッキャオ(フィリピン)=62勝(39KO)8敗3分=との対戦を優先させる為に、WBAに対し特別承認を要請。
ギヤソフはエディ・ハーンのマッチルーム・ボクシングとプロモート契約を締結。エニスvsスタニオニスが実現した際は、それなりの待機料を受け取り身を引いる。ロメロvsパッキャオはプレミアム・ボクシング・チャンピオンズでの興行となる。ハーンは退く姿勢を見せていないが、WBAはどういう裁定を降すのか、大いに注目される。
