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WBO&IBF世界ミドル級王者ジャニベック・アリムカヌウェ(カザフスタン)=17戦全勝(12KO)=は、11月15日(日本時間16日)に行われたVADA(自主的アンチドーピング協会)による薬物検査で、禁止薬物メルドニウムの陽性反応が検出された事が明かになった。
これにより、12月6日(日本時間7日)に米・テキサス州サンアントニオのフロスト・バンク・センターで対戦が決まっていた、WBA世界同級王者エリスランディ・ララ(キューバ)=31勝(19KO)3敗3分=と、アリムカヌウェによる王座統一戦はキャンセルとなった。
これを受け興行を主催するプロモート会社のプレミア・ボクシング・チャンピオンズは、アリムカヌウェの不出場を発表し、ララはWBA世界スーパーウェルター級12位ヨハン・ゴンザレス(ベネズエラ)=36勝(34KO)4敗=を相手に防衛戦を行う事が発表された。

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一方、アリムカヌウェは自身のSNSで、身の潔白を表明。
「私は常にクリーンなスポーツを支持してきた、みんなもよく知っているだろう。ニュースを読んで驚いた。VADAが最初の検査を行い、全て問題ないと言った。私はビタミン剤を一切変更していない。二度目の検査で何が起きたのか分からないので、再検査を要請した」
WBOは、『当該選手に関する検査結果異常の公式通知をVADAより受領したことを確認します。 これを受け、正式な「説明要求通知」を通じ、行政手続きを開始します』との声明を発しており、アリムカヌウェのkン後の王座保持に関する動向が注目される。
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