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12月4日、WBC総会開催中の体・バンコクのマリオット・マーキス・クイーンズ・ホテルで行われたWBC世界ライトフライ級王座決定戦は、元WBA世界ミニマム級スーパー王者で、WBC世界ミニマム級1位のタンマヌーン・ニヨムトロン/ノックアウト・CPフレッシュマート(タイ)=29勝(11KO)1敗=が、WBC世界ライトフライ級3位ジュニア・サラテ(アルゼンチン)=26勝(9KO)6敗=を12回判定で破り新王者。
試合は前に出るタンマヌーンと、頻繁にスイッチを繰り返し動くサラテによる激しいペース争いが繰り広げられたが、試合6日前にタイでの世界戦出場を受諾したサラテは攻めきれず、地元のタンマヌーンが押し切った。

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2階級制覇に成功した35歳のタンマヌーンだが、タイへの渡航が不可能となり休養王者となったカルロス・カニサレス(ベネズエラ)=28勝(20KO)3敗1分=との王座統一戦は、昨夜の出来では厳しいものになると予想される。
また、この世界戦は試験的に5人制のジャッジにより行われ、公式スコアはディエゴ・エレラ(メキシコ)が117-111とした他は、ゲイリー・キタノスキ(英)、マルチン・パヴラク(ポーランド)、グレン・ドーソン(カナダ)、アンドルー・バートレット(オーストラリア)が揃って116-112としている。
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