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2022年12月に現WBO世界スーパーライト級王者テオフィモ・ロペス(米)=22勝(13KO)1敗=からダウンを奪うもスプリット判定負け。今年3月1日(日本時間2日)に米・ニューヨークで、アルベルト・プエジョ(ドミニカ)=24勝(10KO)1敗=が保持していたWBC世界スーパーライト級王座に挑んだ試合でもスプリットの判定負けを記録した、WBC世界スーパーライト級3位、WBA8位のサンドル・マーティン(スペイン)=42勝(15KO)4敗=が、12月20日(日本時間21日)にスペイン・ビルバオのビルバオ・アリーナで開催された、BCNボクシングナイト興行のメインイベントに出場。
ウクライナ・スーパーライト級王者ヤニス・クリレンコ(ウクライナ)=14勝(8KO)1敗=とグローブを交えたマーティンは8回判定勝ちを収め、再起に成功。スコアは80-72、79-73、78-74。

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クリレンコは強引に押し込んでサウスポー、マーティンの動きを封じ込めようとラフ・ファイトを展開したが、マーティンは苦しみながらもサイドへ動き左カウンターを打ち込み、ポイントをピックアップ。しかし、クリレンコも疲れを見せながら最後まで粘り、マーティンの攻勢をしのぎ切り試合終了ゴングを聞いた。
試合後のマーティンは、「2026年にはもっと多くの試合を行い、もっと良い試合を見せたい。この試合に向けてしっかりトレーニングしてきたが、満足のいく結果ではなかった」と、クリレンコのラフファイトに対し、もっとうまく対処出来たことを反省。世界再挑戦に付いての言及はなかった。
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