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テレンス・クロフォード(米)の引退、王座返上により空位となっているIBF世界スーパーミドル級の王座決定戦は、同級1位オスレイス・”トルネード”・イグレシアス(キューバ・ドイツ在住)=14戦全勝(13KO)=と、同級7位パヴェル・シリヤギン(ロシア)=16勝(7KO)無敗1分=により行われる事が決定。

上位ランカーの辞退により回って来た世界王座決定戦出場のチャンスに、シリアギンをプロモートするロシアのRCC・ボクシング・プロモーションは、IBFに対しイグレシアスと対戦する意思がある事を伝え、日時と会場を設定する交渉を開始すると発表。

32歳のシリヤギンの最新試合は昨年7月5日(日本時間+4時間)にロシア・エカテリンブルクのDIVS・アリーナで行われた、WBA同級ゴールド王座決定戦で、IBF世界同級7位、WBA13位にランクされていた23戦全勝(20KO)のパブロ・エセキエル・コルソ(アルゼンチン)を、100-90、99-91、98-92のスコアで破り王座を獲得している。

ドイツに住む28歳のサウスポー、イグレシアスはカナダのアイ・オブ・ザ・タイガー・マネージメントとプロモート契約を締結。昨年9月4日(日本時間5日)にカナダ・モントリオールで行われたIBF世界同級挑戦者決定戦で、2位(1位は空位)にランクされていたウラジール・シシュキン(ロシア / 米・フロリダ州在住)=16勝(10KO)2敗=に8回TKO勝ち。最近5試合はカナダで戦っている。

ハイメ・ムンギアはWBA王座挑戦へ

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また、イグレシアスとの対戦を辞退した元WBO世界スーパーウェルター級王者で、WBC、IBF世界同級4位、WBO9位のハイメ・ムンギア(メキシコ)=45勝(35KO)2敗=は、WBA世界同級レギュラー王者アルマンド・レセンディス(メキシコ)=16勝(11KO)1敗=の持つ王座にターゲットを絞った事が伝えられている。

ムンギアは2024年12月にメキシコ・ティファナで、ブルーノ・スラース(フランス)=26勝(5KO)1敗2分=に、まさかの6回逆転KO負け。昨年5月3日(日本時間4日)にサウジアラビア・リヤドで行われた再戦では、12回判定勝ちを収めたが、試合後、VADA(自主的アンチドーピング協会)による薬物検査で、外因性テストステロンの陽性反応が検出された。

Bサンプルも陽性だったムンギアだが、リヤドでのボクシング興行を管理したBBBofC(英国ボクシング管理委員会)が、ムンギアに対する処分を保留した事でサスペンドされる事なくでリング復帰が決定。今年1月にリング復帰が予定されていたが、復帰戦はずれ込んでいる。

しかし、ムンギアはスラースとの再戦からコンビを組んだサウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)=63勝(39KO)3敗2分=のマネジャー&トレーナー、エディ・レイノソの下で精力的なトレーニングを開始しており、間もなく復帰戦が発表されるものと思われる。

Jaime Munguia
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昨年5月31日(日本時間6月1日)に米・ラスベガスで、カレブ・プラント(米)=23勝(14KO)3敗=を番狂わせのスプリット判定で破り暫定王座を獲得したレセンディスは、クロフォードの王座返上によりレギュラー王者に昇格したばかりだが、「近いうちに大きな発表がある」とSNSで発信。

V1戦の挑戦者候補にはムンギアの他に、WBA世界同級12位、WBO13位エドガー・ベルランガ(プエルトリコ)=23勝(18KO)2敗=の名前も挙がっているが、ベルランガは昨年7月にハムザ・シーラーズ(英)=22勝(18KO)無敗1分=に5回KO負けを喫している。

レセンディスは「ハイメとの戦いがより魅力的だと思います。メキシコ人同士の試合は決して期待を裏切らない。二人の戦いは必ず素晴らしい戦いになる」と発言し、ムンギア戦へ意欲を燃やしている。

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