WBCが指令していた世界バンタム級挑戦者決定戦。2位にランクされる那須川天心(帝拳)=7勝(2KO)1敗=選手と、元世界2階級制覇王者で同級1位のファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)=45勝(28KO)4敗=の対戦が実現。海外では4月10日(日本時間11日)に東京開催が伝えられている。
那須川選手は昨年11月24日にトヨタ・アリーナ東京で行われたWBC世界バンタム級王座決定戦で、井上拓真(大橋)=21勝(5KO)2敗=選手に12回判定で敗れたが、ランキング2位に留まりエストラーダとの挑戦者決定戦を指令されていた。
しかし、那須川選手は昨年12月発表のWBOランキングでスーパーフライ級11位にランクイン。再起後の選択肢が注目されていたが、エストラーダとの対戦を選んだ。

数々の名勝負を演じて来たエストラーダも今年4月には36歳の誕生日を迎える。2024年6月に米・アリゾナ州フェニックスでジェシー・ロドリゲス(米)=23戦全勝(16KO)=に7回KOで敗れ、WBC世界スーパーフライ級王座から陥落。これは約1年7ヶ月ぶりのファイトだった。
試合後はロドリゲスへのリベンジを表明し、契約にある再戦条項を駆使する考えを明らかにしていたが、これは実現せず。約1年のブランクを経て、昨年6月14日(日本時間15日)にメキシコ・エルモシージョで、カリム・アルセ(メキシコ)=21勝(8KO)3敗2分=に10回判定勝ちを収めた一戦が最新試合で、前日計量では119ポンドを記録。
2021年以降、僅か6試合しか戦っていないエストラーダが、階級を上げたバンタム級でどれほどのパフォーマンスを発揮できるのかは未知数で、まだまだ発展途上にある那須川選手がレジェンドを打ち破ると見る向きは多い。
TEIKEN・プロモーションは、3月、4月とビッグ・ファイト興行を計画。5月の大橋プロモーション主催の東京ドーム決戦を前にボクシング界を盛り上げる。
