1月23日(日本時間24日)、米・ラスベガスのUFC Apex(最大2千人収容)で開催された第一回ズッファ・ボクシング興行「ズッファ・ボクシング01」のメインイベント。IBF世界スーパーウェルター級4位、WBC5位、WBO9位にランクされるカラム・ウォルシュ(アイルランド・米在住)=15戦全勝(11KO)=と、WBO世界ミドル級13位カルロス・オカンポ(メキシコ)=38勝(26KO)3敗=のミドル級10回戦は、ウォルシュが判定勝ち。

左ストレート、右フックを狙うサウスポーのウォルシュに対し、ジワリと距離を詰めるオカンポは左フックを強振するが手数は少ない。ウォルシュが単発のヒットを奪うが、互いに打ってはクリンチと噛み合わない展開が続く。6回、オカンポの左フックがウォルシュの肩に当たり、滑ったかのようにグローブをキャンバスへタッチすると、意外にもレフェリーは8カウントを数えた。

ウォルシュのヒットが上回りラウンドは進むが、大きくない会場は静かなまま。9回、オカンポの右アッパーがローブローになると主審は即座に減点。最終ラウンド、ウォルシュの振る大きな左右は空を切り、オカンポにも的確なヒットはなく試合終了ゴング。スコアは98-90、98-90、97-91。

試合前、「今までとは違う」と絶好調を宣言していたウォルシュだが、初のミドル級リミットでの試合は見せ場を作れないまま終わり、試合後も笑顔はなかった。

Zuffa Boxing01

2016年リオ五輪ミドル級銅メダリストのミサエル・ロドリゲス(メキシコ)=15戦全勝(7KO)=と、オースティン・ディアンダ(米)=17戦全勝(11KO)=のミドル級10回戦は、ロドリゲスが4回終了ドクターストップによるTKO勝ち。

ジャブから右ストレートを狙うディアンダに対し、ロドリゲスは両ガードを高く上げたスタイルでプレスを掛け前進。上下への的確なパンチでディアンダを追った。4回、ロドリゲスの右アッパーでディアンダは大きく後退。このラウンドが終了するとディアンダは物が二重に見えると訴え、リング内に入ったドクターがストップを要請し、試合はあっけない幕切れとなった。

Misael Rodriguez

ウェルター級10回戦。ジュリアン・ロドリゲス(米)=24勝(15KO)1敗=と、17戦全勝15KOのレコードを持つ23歳の新星カイン・サンドバル(米)の一戦は、ロドリゲスが判定勝ち。サンドバルが初回からプレスを掛け前進。ジャブから右ストレート、左ボディでロドリゲスに迫るが、ロドリゲスは足を使い動きながら右アッパー、左フックを好打。序盤戦を抑えた。

サンドバルはロドリゲスのパンチを被弾しながらも強引に肉薄し、豊富な手数で攻めるが、ロドリゲスは巧みなボディワークでサンドバルの攻勢に耐え、タイミングを見計らいクリーンヒットを奪う。サンドバルは最後まで前に出たが単調な攻めに終始。ロドリゲスの術中にはまった。スコアは99-91、99-91、98-92。

フェザー級10回戦。IBF世界同級2位、WBC、WBO5位オマル・トリニダード(米)=19勝(13KO)無敗1分=と、マックス・オルネラス(米)=17勝(6KO)2敗1分=の一戦は、2回に一度、3回に2度のダウンを奪ったトリニダードが10回30秒TKO勝ち。