広告

2月7日(日本時間8日)、英・リバプールのM&S・バンク・アリーナで開催された、クイーンズベリー・プロモーション興行で行われたWBC世界バンタム級挑戦者決定12回戦。同級3位アンドリュー・ケイン(英)=14勝(12KO)1敗=と、同級4位アレハンドロ・ゴンサレス(メキシコ)=19勝(11KO)6敗3分=の一戦は、ケインが9回1分22秒TKO勝ち。

立ち上がり、互いにジャブを放ち右ストレートを上下に伸ばすが共に浅い。ゴンサレスは左ボディから右オーバーハンドを狙い、ケインはジャブから右ストレートを打ち込む。しかし、互いに警戒し合いながらのパンチの交換で、ダメージングヒットは奪えない。

6回、足を使い動くケインは攻めづらいのかサウスポーへのスイッチを見せるが効果はない。ゴンサレスのジャブが伸び、左フックがヒット。試合は互角の様相からゴンサレスが抜け脱すのかという流れで第8ラウンドを迎える。

8回、ゴンサレスの左ボディから右ストレートが決まるとケインは後退。連打からの右ボディフック、右ボディアッパーが入るとケインはダウン。立ち上がり再開に応じたが、左ボディから右ボディアッパーで再びダウン。苦悶の表情を浮かべて立ち上がったケインは、カウント8で終了ゴングに救われた。

Andrew Cain vs. Alejandro Jair Gonzalez
広告

9回、勢い付いたゴンサレスが前進。左を伸ばした所にケインの左フックが見事なカウンター決ると今度はゴンサレスがダウン。再開後、右ストレートを決めたケインが左フックからの連打で攻め込むとゴンサレスは再びキャンバスへ座り込む。よろよろと立ち上がったが、マーク・ベイツ(英)主審はカウント途中で試合をストップ。

ケインが見事な逆転勝利を収め王者井上拓真(大橋)=21勝(5KO)2敗=選手への挑戦権獲得に成功した。

WBCのマウリシオ・スライマン会長は4月に同級1位ファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)=45勝(28KO)4敗=と、同級2位にランクされる那須川天心(帝拳)=7勝(2KO)1敗=選手による挑戦者決定戦が東京で開催される事を示唆。

昨年11月24日にトヨタ・アリーナ東京で、那須川選手を12回判定で破り新王者となった井上選手は、二つの指名防衛戦を消化しなければならない義務があるとしている。

広告