2月15日(日本時間16日)、米・ニュージャージー州スプリングフィールドのIBF本部で行われた、世界ウェルター級挑戦者決定戦。同級7位カレン・チュハジアン(ウクライナ)=23勝(13KO)2敗=と、同級9位ハリー・スカーフ(英)=13勝(3KO)2敗=戦の入札は、スカーフをサポートするワッサーマン・ボクシングが、14万1,305ドル(約2100万円)で落札。チュハジアン陣営のP2Mボックス・プロモーションは、12万1,121ドル(約1820万円)だった。
昨年9月12日(日本時間13日)に行われた、当時3位のコディ・クロウリー(カナダ)=22戦全勝(9KO)=と、当時4位エコウ・エスマン(英)=19勝(7KO)1敗=によるIBF挑戦者決定戦の入札は、エスマン擁するフランク・ウォーレンのクインズベリー・プロモーションが、単独の6万3千ドル(約930万円)で落札したが、WBC1位にランクされていたクロウリーは、挑戦者決定戦への出場をキャンセル。
その後、エスマンは昨年11月18日(日本時間19日)に英・マンチェスターで、スカーフと対戦したが、まさかの判定負けで初黒星を喫し、ランキングを下げていた。
IBF世界同級はテレンス・クロフォード(米)=40戦全勝(31KO)=が王座を剥奪され、暫定王者だったジャロン・エニス(米)=31勝(28KO)無敗1NC=が王者に昇格。チュハジアンvsスカーフの勝者は、エニスへの指名挑戦権を獲得する。