IBFは世界ライトフライ級王者シベナティ・ノンティンガ(南ア)=13勝(10KO)1敗=と、同級1位クリスチャン・アラネタ(フィリピン)=24勝(19KO)2敗=の対戦を指令。交渉期間は4月4日(日本時間5日)までで、対戦同意に達しない場合は入札が行われる。
2月16日(日本時間17日)にメキシコ・オアハカで行われた、エイドリアン・クリエル(メキシコ)=24勝(5KO)5敗1分=とのダイレクトリマッチで、劇的な10回TKO勝利を収め王座返り咲きに成功したノンティンガをプロモートする、マッチルーム・ボクシングのエディ・ハーンは、ノンティンガの次の対戦相手に前IBF世界フライ級王者サニー・エドワーズ(英)=20勝(4KO)1敗=を指名。「エドワーズの2階級制覇を賭けた戦いはビッグファイトになる」とアピールしていた。
アラネタは1月26日にフィリピン・セブシティのヌスター・リゾート&カジノで行われた、IBF世界ライトフライ級挑戦者決定戦で、アービン・マグラモ(フィリピン)=17勝(11KO)2敗1分=に、初回1分50秒TKO勝ちし、指名挑戦権を獲得。
ルールに厳格なIBFは再戦指令がないにも行われた、クリエルvsノンティンガのダイレクトリマッチの勝者に、選択防衛戦を許可することは無いと思われていた。対戦交渉と、エドワーズの次戦にも注目。