WBA世界スーパーフェザー級王者ラモント・ローチ(米)=24勝(9KO)1敗1分=の初防衛戦が、6月28日(日本時間29日)に地元ワシントンDCのエンターテインメント&スポーツ・アリーナで開催される、ProBox TV配信興行で行われる事が正式発表。対戦相手は発表されていないが、同級12位のニューヨークに住むサウスポー、フィアガル・マクロリー(アイルランド)=16戦全勝(8KO)=が、挑戦者になる。

WBAは2月9日(日本時間10日)にローチと、同級2位ジョノ・キャロル(アイルランド)=24勝(7KO)2敗1分け=の指名戦を指令。交渉期間は30日間としていた。また、同時にローチvsキャロルの勝者は、120日以内に同級1位オタール・エラノシアン(ジョージア)=14戦全勝(7KO)=と対戦する事が義務付けられていた。

2023年3月以来、リングに上がっていない32歳のキャロルは、ローチとの交渉期限が迫る中、けがの為に試合の準備が出来ていない事が伝えられていた。そして、最近になりイスラム教に改宗。4月にはメッカ巡礼を果たしている。

WBAの体面、都合から2試合続けて義務試合を指令されたローチだが、V1戦はキャロルの代わりに最近ランク入りしたばかりのマクロリーを相手に、地元凱旋試合となる。