WBCは2021年6月以来、防衛戦を行っていない世界ミドル級王者ジャーモール・チャーロ(米)=33戦全勝(22KO)=の王座をついに剥奪。暫定王者カルロス・アダメス(ドミニカ)=23勝(18KO)1敗=が、同階級唯一の王者として認定された。
新王者となったアダメスは、6月15日(日本時間16日)に米・ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナで開催される、ジェルボンテ・デービスvsフランク・マーティン、デビッド・ベナビデスvsオレクサンドル・グウォジクを共同メインとする、Prime Video PPV放映のプレミア・ボクシング・チャンピオンズ興行に出場が決定。
アダメスはWBO世界スーパーウェルター級9位テレル・ガウシャ(米)=24勝(12KO)3敗1分=を相手に防衛戦を行う。ガウシャは2022年3月に米・ミネソタ州ミネアポリスで、前WBO世界スーパーウェルター級王者ティム・チュー(オーストラリア==24勝(17KO)1敗=と対戦し、12回判定負け。これはチューの米国第一戦だった。
アダメスはIBF&WBO世界同級王者ジャニベック・アリムカヌウェ(カザフスタン)=15戦全勝(10KO)=と、7月13日(日本時間14日)に米・ラスベガスで対戦するプランが浮上し、両選手は大いに乗り気の様子だった。今後の対戦に期待。