世界で最も権威ある、米・ボクシング専門誌「ザ・リング」が9日(日本時間10日)発表した、パウンド・フォー・パウンド(PFP)最新ランキングで、4団体統一世界スーパーバンタム級王者の”ザ・モンスター”井上尚弥(大橋)=27戦全勝(24KO)=選手が、2022年6月以来、約2年ぶりに1位に躍進。世界中のボクサーの頂点に立った。

発表されたランキングは以下の通リ。

1位 井上尚弥(大橋)

2位 テレンス・クロフォード(米)

3位 オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)

4位 サウル・アルバレス(メキシコ)

5位 アルツール・ベテルビエフ(ロシア)

6位 ドミトリー・ビボル(ロシア)

7位 エロール・スペンスJr.(米)

8位 ジェルボンテ・デービス(米)

9位 ジェシー・ロドリゲス(米)

10位 中谷潤人(M.T)

井上選手、名だたる強豪選手を抑えての1位はすごいの一言。今後はこの座も防衛して行く事になる。そして、モンスター、井上選手の後を追う、WBC世界バンタム級王者中谷選手の10位も、今後に大きな期待を抱かせる。

また、9位のロドリゲスも、6月29日(日本時間30日)に米・アリゾナ州フェニックスのフットプリント・センターで、WBC世界スーパーフライー級王者ファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)=44勝(28KO)3敗=への挑戦が決まっており、これに勝利すれば、軽量級の主役として活躍が続くだろう。