WBC世界ウェルター級王者マリオ・バリオス(米)=29勝(18KO)2敗=が、11月15日(日本時間16日)に米・テキサス州アーリントンのAT&Tスタジアムで開催される、ジェイク・ポールvsマイク・タイソンをメインとするホールデン・ボクシング興行で、同級8位アベル・ラモス(米)=28勝(22KO)6敗2分=を相手に防衛戦を行う事が決定。

同日はWBA、WBC、WBO、IBF女子世界スーパーライト級王者ケイティ・テイラー(アイルランド)=23勝(6KO)1敗=に、WBO、IBF女子世界フェザー級王者アマンダ・セラノ(プエルトリコ)=47勝(31KO)2敗1分=が挑む再戦も行われる。

IBF承認せず アンソニー・カカスvsジョシュ・ワーリントン 世界スーパーフェザー級戦

9月21日(日本時間22日)に英・ロンドンのウェンブリー・スタジアムで開催される”リヤド・シーズン”興行に組み込まれている、IBF世界スーパーフェザー級王者アンソニー・カカス(英)=22勝(8KO)1敗=と、元IBF世界フェザー級王者ジョシュ・ワーリントン(英)=31勝(8KO)3敗1分=の12回戦は、IBFがタイトル戦として承認しないことが決定。

5月18日(日本時間19日)にサウジアラビア・リヤドのキングダム・アリーナで、ジョー・コルディナ(英)=17勝(9KO)1敗=を、8回TKOで破り新王者となったカカスは、IBFから同級1位エドゥアルド・ヌニェス(メキシコ)=27勝(27KO)1敗=との指名戦を指令されていたが、ヌニェスはワーリントンと同じく、エディ・ハーンのマッチルーム・ボクシングによりプロモートされており、ここは一度待つ形となっていた。

ワーリントンは2022年10月にルイス・アルベルト・ロペス(メキシコ)=30勝(17KO)3敗=に12回判定負けを喫し、IBF世界フェザー級王座から陥落。昨年10月7日(日本時間8日)に英・シェフィールドのシェフィールド・・アリーナで、WBA世界フェザー級王座を保持していたリー・ウッド(英)=28勝(17KO)3敗=に挑み、6回までリードを奪うも7回3分逆転のTKO負け。

カカス組みやすしと見て、2連敗のワーリントンとの対戦を決めたエディ・ハーンだが、IBFは厳格な姿勢を見せランク外のワーリントンを挑戦者として認めなかった。試合はカカスの保持するマイナー団体IBO世界同級王座の防衛戦として行われる。