4月20日(日本時間21日)に米・ニューヨーク州ブルックリンのバークレイズ・センターで行われた、WBA世界スーパーフライ級暫定王座決定戦で、同級1位にランクされていたジョン・ラミレス(米)=13勝(9KO)1敗=を12回判定で破り、暫定王座を獲得したデビッド・ヒメネス(コスタリカ)=16勝(11KO)1敗=の初防衛戦が決定。
試合は現在、世界ノーランクのキーヴィン・ララ(ニカラグア)=32勝(12KO)6敗1分=を挑戦者に迎え、12月7日(日本時間8日)に地元コスタリカ・カルタゴのポリデポルティボ・デ・カルタゴで開催される。
ラスベガスでのトレーニング・キャンプでV1戦へのコンディションを整えるヒメネス(32歳)は、WBA、IBF世界同級王者フェルナンド・”プーマ”・マルティネス(アルゼンチン)=18戦全勝(9KO)=との対戦を熱望。「準備は出来ている。勇気をもって対戦のチャンスを与えてほしい」と、その時が来るのを待ち望んでいる。
30歳のララは2016年7月20日にエディオンアリーナ大阪で、井岡一翔(志成)=30勝(16KO)4敗1分=選手が保持していた、WBA世界フライ級王座に挑戦。試合開始から積極的に井岡選手に迫ったが、中盤から打ち込まれ、10回にダウンを喫し、続く11回1分11秒テンカウントKO負け。
井岡選手に敗れてからはニカラグア・リングを中心に活動していたが、2021年以降はパナマで1勝2敗、ドミニカで1敗。昨年12月29日(日本時間30日)にニカラグアで、ケスティン・バルトダーノ(ニカラグア)=10勝(5KO)5敗=に2回2分34秒KO勝ちしたのが最新試合となるが、暫定王座の挑戦者に選ばれた以外に、ランキング入りする理由はない。