12戦全勝(10KO)セイムール・イサエフ 開始4秒でダウンKO負け! 衝撃?のフィニッシュブロー

9月6日にロシア・チェリャビンスクのトラクトル・アイスアリーナで行われたライト級8回戦。セイムール・イサエフ(アゼルバイジャン)=12戦全勝(10KO)=は、マーク・ウルバノフ(ロシア)=23勝(10KO)3敗2分=と対戦したが、試合開始から僅か4秒でダウン。そのまま動けずテンカウントを聞いたが、衝撃?のフィニッシュブローは、左ボディジャブ。

この試合のために2ヶ月間トレーニングし、準備は万全で、計量も非常にうまくいったというイサエフのマネジャー、グリシャ・ツァイゲルマハーは、その瞬間、何が起こったのかわからず途方に暮れ、「ローブローかケガかと思った」と話し、ボディジャブで倒れたことは、「恥ずかしいと言う言葉しかありません」。そして、「我々はフェイク(八百長)に関与した事はないが、そう取られても仕方ない」と付け加えた。

ウルバノフは2022年11月に、元WBA世界スーパーフェザー級王者レネ・アルバラード(ニカラグア)=34勝(22KO)14敗=に判定勝ちを収めているが、この日は約1年2ヶ月ぶりのリング登場で、KOからは2020年3月以来遠ざかっていた。

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金元 孝男(かなもと たかお)。1960年生まれ、静岡県出身。元協栄ボクシングジム契約トレーナー 。ジャパン・スポーツ・ボクシング・クラブ・マネジャー。輪島功一選手の試合をテレビで観たばっかりに16歳で上京。プロボクシングの世界へ。1978年のプロデビュー。引退後はハワイの伝説のトレーナー、スタンレー・イトウ氏に師事。ハワイ・カカアコ・ジムで修行。協栄ジムでは元WBA世界スーパーバンタム級王者佐藤 修 、元WBA世界フライ級王者坂田健史らをアシスタント・サポ-ト。

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