16戦16KOラッセルvs19戦16勝クルス 「結果」 ブラウンvsテイラー PBC興行

8月12日(日本時間13日)、米・メリーランド州オクソンヒルのMGM・ナショナル・ハーバーで開催された、PBC興行のアンダーカード。WBC世界スーパーライト級2位ゲイリー・アントゥアン・ラッセル(米・138.4P)=16戦全勝(16KO)=と、ケント・クルス(米・142P)=16勝(10KO)無敗3分=の10回戦は、ラッセルが初回2分39秒KO勝ち。初回、サウスポーのラッセルは左アッパーでダウンを奪うと、再開後、今度はボディに左アッパーを決め、クルスにテンカウントを聞かせた。なお、クルスは最初の計量で契約のスーパーライト級リミットを2.6ポンド超過。2度目の計量も142ポンドで2ポンドオーバー。試合は両陣営の合意により行われた。

2021年12月、アルツール・ベテルビエフ(ロシア)の持つWBC&IBF世界ライトヘビー級王座に挑み9回KO負けを喫していた、元WBC1位マーカス・ブラウン(米)=24勝(16KO)2敗=が再起戦で、エイドリアン・テイラー(米)=13勝(5KO)1敗1分=と対戦。ジャッジ三者が揃って100-90をスコアする圧勝で再起を飾った。

36歳の元WBA世界ウェルター級暫定王者ガブリエル・マエストレ(ベネズエラ)=5勝(4KO)無敗1分=と、22歳の新鋭トラヴォン・マーシャル(米)=8戦全勝(7KO)=のウェルター級10回戦は、マエストレが2回2分6秒TKO勝ち。第2ラウンド、強烈な右でダウンを奪ったマエストレは、再開後、一気に連打を畳みかけ、再び右強打でマーシャルをキャンバスへ落とすと、即座に試合はストップされた。

boxing master

金元 孝男(かなもと たかお)。1960年生まれ、静岡県出身。元協栄ボクシングジム契約トレーナー 。ジャパン・スポーツ・ボクシング・クラブ・マネジャー。輪島功一選手の試合をテレビで観たばっかりに16歳で上京。プロボクシングの世界へ。1978年のプロデビュー。引退後はハワイの伝説のトレーナー、スタンレー・イトウ氏に師事。ハワイ・カカアコ・ジムで修行。協栄ジムでは元WBA世界スーパーバンタム級王者佐藤 修 、元WBA世界フライ級王者坂田健史らをアシスタント・サポ-ト。

This website uses cookies.