17戦全勝シェラーズvs14戦無敗ミトロファノフ 「結果」 WBCシルバー・ミドル級戦

8月26日(日本時間27日)、ポーランド・ブロツワフのタルチンスキ・アリーナで開催された、WBCシルバー・ミドル級タイトル12回戦。王者でWBC9位のハムザ・シェラーズ(英)=17戦全勝(13KO)=に、挑戦者ドミトロ・ミトロファノフ(ウクライナ)=13勝(6KO)無敗1分=が挑んだ一戦は、シェラーズが2回TKO勝ち。

初回、191センチの長身シェラーズはインファイトを挑むミトロファノフの出鼻に左ストレートを打ち込みダウンを奪うと、立て続けに2度のダウンを追加。初回終了ゴングを聞いたミトロファノフだったが、続く第2ラウンド、シェラーズの打ち下ろしの右ストレートでまたもやダウン。ここも立ちあがったが、試合はストップ。シェラーズが力の違いを見せ付けた。

ミドル級8回戦。WBC6位、IBF&WBO7位、WBA14位フィオドル・チェルカジン(ポーランド)=22戦全勝(14KO)=と、アナウエル・ンガミセンゲ(フランス)=12戦全勝(8KO)=の一戦は、第3ラウンド、2度のダウンを奪ったンガミセンゲが、チェルカジンの反撃を振り切り判定勝ち。スコアは78-74、76-75、75-75の2-0。チェルカジンは地元リングでまさかの敗北を喫した。

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金元 孝男(かなもと たかお)。1960年生まれ、静岡県出身。元協栄ボクシングジム契約トレーナー 。ジャパン・スポーツ・ボクシング・クラブ・マネジャー。輪島功一選手の試合をテレビで観たばっかりに16歳で上京。プロボクシングの世界へ。1978年のプロデビュー。引退後はハワイの伝説のトレーナー、スタンレー・イトウ氏に師事。ハワイ・カカアコ・ジムで修行。協栄ジムでは元WBA世界スーパーバンタム級王者佐藤 修 、元WBA世界フライ級王者坂田健史らをアシスタント・サポ-ト。

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