22戦全勝 WBC5位コナー・ベンvs16戦全勝ピーター・ドブソン 「結果」 ウェルター級12回戦 

2月3日(日本時間4日)、米・ラスベガスのザ・コスモポリタン、ザ・チェルシーで開催されるた、マッチルーム・ボクシング興行のメインカード。WBC世界ウェルター級5位コナー・ベン(英)=22戦全勝(14KO)=と、ピーター・ドブソン(米)=16戦全勝(9KO)=の、ウェルター級12回戦は、ベンが判定勝ち。スコアは119-109、118-110、118-110。

序盤、ベンはパワフルな左右フックでドブソンに襲い掛かり、ぐらりとさせるシーンもあったが、ドブソンも右で反撃の姿勢を見せる。攻勢に出るベンだが、単調なパンチではドブソンは倒れず、右フック、アッパーで抵抗。中盤以降は距離を取った戦いで、試合の流れは完全にベンが支配していたが、33歳、10回戦の経験が一度だけというドブソン相手には、ベンのKO勝利が予想されていただけに、次戦への不安ものぞかせた。

セミファイナル。WBAインターナショナル・ミドル級王座戦。王者でWBA3位にランクされるオースティン・ウィリアムズ(米)=15戦全勝(10KO)=に、挑戦者アルメル・ムブンバ-ヤッサ(ドイツ)=10戦全勝(7KO)=が挑んだ一戦は、ウィリアムズが7回2分52秒KO勝ち。前進し右を振るってサウスポーのウィリアムズに挑んだムブンバ-ヤッサ(1週間足らずの代理出場)だが、徐々に地力の違いが現れ、5回には右ボディを効かされ、ロープ際でウィリアムズの連打を受けた。

第6ラウンド、ウィリアムズは右ボディからの連打でダウンを奪う。再開に応じたムブンバ-ヤッサを追ったウィリアムズは、ボディ攻撃から左ストレートを打ち込んだが、ムブンバ-ヤッサは何とかこのラウンドを凌ぐ。しかし続く7回、ウィリアムズの豪快な左ストレートでムブンバ-ヤッサは後ろに吹き飛ぶようにダウン。カウント途中で試合は停止された。

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金元 孝男(かなもと たかお)。1960年生まれ、静岡県出身。元協栄ボクシングジム契約トレーナー 。ジャパン・スポーツ・ボクシング・クラブ・マネジャー。輪島功一選手の試合をテレビで観たばっかりに16歳で上京。プロボクシングの世界へ。1978年のプロデビュー。引退後はハワイの伝説のトレーナー、スタンレー・イトウ氏に師事。ハワイ・カカアコ・ジムで修行。協栄ジムでは元WBA世界スーパーバンタム級王者佐藤 修 、元WBA世界フライ級王者坂田健史らをアシスタント・サポ-ト。

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