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1月31日(日本時間2月1日)、デンマーク・コリングのシドバンク・アリーナで開催された、WBOグローバル・スーパーミドル級タイトルマッチ。王者でWBO世界同級4位、WBC12位にランクされるジェイコブ・バンク(デンマーク)=17戦全勝(9KO)=に、元IBF世界同級王者でIBF世界同級9位のウィリアム・スカル(キューバ / ドイツ・ベルリン在住)=23勝(9KO)1敗=が挑んだ一戦は、バンクが12回TKO勝ち。

バンクはディフェンス技術に優れるスカルを相手に、序盤こそもたついたが若さ溢れるアタックで切り崩しにかかり、中盤以降、カネロが打ち込めなかったスカルを追い詰めて行く。

迎えた11回、バンクが連打から右を叩き込み左フックをフォローするとスカルはダウン。カウント9で再開後、右ストレート、左フックで2度目のダウンを喫するが、ここでラウンド終了ゴング。スカルは揺れる足取りでコーナーに戻った。続く最終ラウンド、バンクの右ストレートでスカルはこの試合3度目のダウン。ここも立ったが、ミカエル・フック(スウェーデン)主審は続行を許さなかった。

Jacob Bank
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地元の24歳、期待のバンクが、サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)=63勝(39KO)3敗2分=と12回を戦い、ダメージングヒットを受けなかったスカルを豪快にKO。11回までのスコアもジャッジ三者が揃ってバンクのフルマークとする完勝だった。

このビッグな勝利に地元は大騒ぎ。早くもデンマークを代表する名王者ミッケル・ケスラーを超える存在になるとの声もあがり、世界王座獲得への期待が膨らんでいる。

空位となっているWBO世界同級王座は、同級3位ハムザ・シーラーズ(英)=22勝(18KO)無敗1分=と、同級2位ディエゴ・パチェコ(米)=25戦全勝(18KO)=により争われる事になっていたが、1月30日(日本時間31日)の入札開始直前になり、パチェコが急遽、出場辞退を発表。

Hamzah Sheeraz
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バンクvsスカルの結果が注目されたが、WBOのグスタボ・オリビエリ会長はシーラーズと同級5位アレム・ベギッチ(ドイツ)=29勝(23KO)無敗1分=による王座決定戦が、5月に英・マンチェスターで開催される事を発表。バンクは王座決定戦の勝者と対戦する事になると思われるが、今の所それについては明かされていない。

3月に39歳となるベギッチはWBOヨーロッパ同級王者で、2019年以降は自ら主宰するアレム・ベギッチ・スポーツ・プロモーション興行で戦い、オーストリアをホームリングとしている

それにしても昨日の今日で、こんなに早く王座決定戦のスケジュールが発表されたのには、世界中のファン、関係者から多くの驚きの声があがっている。予想は圧倒的にシーラーズ有利。バンクの挑戦の時が待たれます。

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