25連敗アロースミスvs71連敗アリ 「結果」 3戦全勝シェパードvs8勝125敗グラナム 英国ボクシング

10月21日(日本時間22日)に英・マンチェスターのザ・ヒューズ・パーティントンで開催されたウェルター級4回戦。自らマネジメントを手掛けるデイル・アロースミス(英・29歳)=5勝(1KO)91敗(7KO負)3分=の100戦目となる記念試合。71連敗中(1分挟む)のナエーム・アリ(英・28歳)=2勝(1KO)114敗(6KO負)1分=との一戦は、アロースミスが40‐36=ジョン・レイサム(英)主審のみが採点=のスコアで判定勝ち。25連敗からの脱出に成功した。

100戦目に勝利したアロースミスは記念品の贈呈を受け、今後も戦って行く決意を表明。既に年内に3試合が組まれており、11月25日(日本時間26日)には英・チェスハントのローラ・トロット・レジャーセンターで開催される興行のメインカードとなる8回戦で、デニス・ダウティ(ドイツ)=23勝(8KO)5敗=と対戦する事が決まっている。また、敗れたアリも悪びれた様子は全くなく、この先どこまで連敗を伸ばすのか気になる所。

10月22日(23日)、英・ウェザビーのザ・エンジン・シェッドで開催されたスーパーミドル級4回戦。ネイサン・シェパード(英)=3戦全勝(1KO)=と、一つの引き分けを挟み21連敗中のジョーダン・グラナム(英)=8勝(0KO)125敗5分=の一戦は、グラナムが判定勝ち。アンディ・ブルック(英)主審のスコアは39‐38(英国式主審一人が採点)。

2015年10月デビューの31歳グラナムは、1ヶ月前に4回KO負け(キャリア3度目)を喫していたが、うれしい9勝目を挙げた。早くも11月25日(日本時間26日)に英・ロンドンのヨーク・ホールで、ジョルジョ・イザイラ(ルーマニア・英在住)=デビュー=との4回戦が決まっている。デビュー戦、2戦目を勝利した以降、経験のない連勝なるかに注目。

boxing master

金元 孝男(かなもと たかお)。1960年生まれ、静岡県出身。元協栄ボクシングジム契約トレーナー 。ジャパン・スポーツ・ボクシング・クラブ・マネジャー。輪島功一選手の試合をテレビで観たばっかりに16歳で上京。プロボクシングの世界へ。1978年のプロデビュー。引退後はハワイの伝説のトレーナー、スタンレー・イトウ氏に師事。ハワイ・カカアコ・ジムで修行。協栄ジムでは元WBA世界スーパーバンタム級王者佐藤 修 、元WBA世界フライ級王者坂田健史らをアシスタント・サポ-ト。

This website uses cookies.