4団体世界ライト級1位ウィリアム・セペダvsWBC9位ジョバンニ・カブレラ 「結果」 ライト級12回戦

7月6日(日本時間7日)、米カリフォルニア州オンタリオのトヨタ・アリーナで開催された、ゴールデン・ボーイ・プロモーション興行のメインイベント。WBA、WBC、WBO、IBFの4団体で世界ライト級1位にランクされるウィリアム・セペダ(メキシコ)=30戦全勝(26KO)=と、WBC世界同級9位、WBA10位ジョバンニ・カブレラ(米)=22勝(7KO)1敗=の12回戦は、セペダが3回KO勝ち。

サウスポー同士の対戦。初回、好戦的なセペダに対し、カブレラは動きながらカウンターを狙い、右フックをセペダの出鼻にヒット。2回、セペダはプレスを強め前進。左ストレートから右フックを決める。接近するとしつこくボディを攻めた。カブレラは後退しながらも右フック、左アッパーで応戦。

3回、セペダがさらにペースを上げる。左ストレートを放ち、接近すると激しくボディを叩く。カブレラも必死のディエフェンスから左ストレート、アッパーを放つが、セペダの勢いは止まらない。ボディアタックで左ボディを効かせ、右フックをテンプルに打ち込むと、カブレラはたまらずダウン。左ひざをキャンバスへ付けたまま動けず、試合は終了。快勝したセペダの世界挑戦の時が待たれる。

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金元 孝男(かなもと たかお)。1960年生まれ、静岡県出身。元協栄ボクシングジム契約トレーナー 。ジャパン・スポーツ・ボクシング・クラブ・マネジャー。輪島功一選手の試合をテレビで観たばっかりに16歳で上京。プロボクシングの世界へ。1978年のプロデビュー。引退後はハワイの伝説のトレーナー、スタンレー・イトウ氏に師事。ハワイ・カカアコ・ジムで修行。協栄ジムでは元WBA世界スーパーバンタム級王者佐藤 修 、元WBA世界フライ級王者坂田健史らをアシスタント・サポ-ト。

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