WBA世界スーパーライト級王者ホセ・バレンズエラ(米)=14勝(9KO)2敗=は、話があったWBA世界ライト級王者ジェルボンテ・デービス(米)=30戦全勝(28KO)=との対戦を見送り、家族との時間を過ごす為に年内は休養。来年、前王者で同級2位にランクされるイサック・”ピットブル”・クルス(メキシコ)=26勝(18KO)3敗1分=との再戦でリング復帰する事になった。

8月3日(日本時間4日)に米・ロサンゼルスのBMO・スタジアムで、クルスの持つ王座に挑戦したバレンズエラは、不利の予想を覆し、クルスのインファイトを終始冷静な戦いで分断し12回判定勝ち。大番狂わせで王座獲得に成功していた。

WBA世界同級は9月3日に東京・有明アリーナで行われた挑戦者決定戦で、暫定王者イスマエル・バロッソ(ベネズエラ)=25勝(23KO)5敗2分=を、9回2分58秒TKOで破った平岡アンディ(大橋)=24戦全勝(19KO)=選手が、指名挑戦権を獲得。

来年中にも、バレンズエラvsクルス再戦の勝者へ挑戦する事になるだろう。