カネロ・アルバレスvsジャーメル・チャーロ 「WBC・プエブラ ・ベルト」 4団体統一世界スーパーミドル級戦

9月30日(日本時間10月1日)に米・ラスベガスのT-モバイル・アリーナで開催される、4団体統一世界スーパーミドル級戦。王者サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)=59勝(39KO)2敗1分=に、4団体統一世界スーパーウェルター級王者ジャーメル・チャーロ(米)=35勝(19KO)1敗1分=が挑むタイトル戦勝者に、WBCから贈呈されるプエブラ ・ベルトが公開された。この試合はShowtime PPV(84.99ドル/約12,650円)により放映されるが、日本ではWOWOWプライムで、10月1日、午前9時30分から生中継される。

試合を前にカネロは昨年5月に行われた、ドミトリー・ビボル(ロシア)戦の敗北について言及。「僕は肉体的に100%じゃなかった。拳の状態も100%じゃなかったし、トレーニングも100%できなかった。試合の1週間前、トレーニング中に肋骨を痛めた。戦うべきじゃなかった。あの敗戦はいまだに心の痛みとして残っている。負けるべきじゃなかったし、単純に僕の方が彼より優れているからね」とコメント。

一気に2階級上げてカネロと対戦するチャーロだが、体格的にはカネロが昨年5月に敗れた、WBA世界ライトヘビー級スーパー王者ドミトリー・ビボル(ロシア)=21戦全勝(11KO)=と同サイズで、身長で10センチ、リーチでは6センチ、カネロを上回る。

左手小指と薬指の間と、親指付け根の2箇所の骨折により、今年1月に決まっていたティム・チュー(豪)との対戦をキャンセルしたチャーロは、約1年4ヶ月ぶりの復帰戦となるが、そのスピードを活したボクシングで好勝負が期待される。

boxing master

金元 孝男(かなもと たかお)。1960年生まれ、静岡県出身。元協栄ボクシングジム契約トレーナー 。ジャパン・スポーツ・ボクシング・クラブ・マネジャー。輪島功一選手の試合をテレビで観たばっかりに16歳で上京。プロボクシングの世界へ。1978年のプロデビュー。引退後はハワイの伝説のトレーナー、スタンレー・イトウ氏に師事。ハワイ・カカアコ・ジムで修行。協栄ジムでは元WBA世界スーパーバンタム級王者佐藤 修 、元WBA世界フライ級王者坂田健史らをアシスタント・サポ-ト。

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