ダニエル・バラダレスvs重岡銀次朗 「結果」 IBF世界ミニマム級王座統一戦

10月7日、東京・大田区総合体育館で開催された「3150FIGHT vol.7 ~拳闘士はゲンコツで語る~」。IBF世界ミニマム級王者ダニエル・バラダレス(メキシコ)=26勝(15KO)3敗1分1NC=と、暫定王者重岡銀次朗(ワタナベ)=9勝(7KO)無敗1NC=選手による王座統一戦は、重岡選手が5回2分15秒TKO勝ち。

試合は初回、サウスポーの重岡選手がワン・ツーでダウンを奪い先制。しかし、バラダレスは右パンチと共に頭を持って行く、早くも重岡選手は右目上、バラダレスは前頭部をカット。第2ラウンド、右を振って反撃に出たパラダレスだが、バッティングにより減点1。

重岡選手はあせるパラダレスを尻目に、落ち着いたボクシングで頭を交わしながら、左を上下に打ち分けた。迎えた第5ラウンド、重岡選手は左アッパーでパラアレスの顎を跳ね上げると、一気に攻勢に出ると、左アッパーのボディで動きを止め、連打でレフェリーストップ勝ち。落ち着いた見事なボクシングで王座統一に成功した。

アンダーカード結果。

ミニマム級 8回戦
アルアル・アンダレス(フィリピン) 4回2分23秒負傷引き分け ウィルフレッド・メンデス(プエルトリコ)

スーパー・フライ級 8回戦
◯野上 翔(RK蒲田) 4回終了TKO アナンタチャイ・ドゥウォンヤイ(タイ)

スーパー・フライ級 8回戦
◯政所 椋(KWORLD3 ) 77-75、77-75、73-79 吉田 京太郎(ワタナベ)

スーパー・フライ級 8回戦
◯レネ・ビビアーノ(メキシコ) 8回31秒TKO 花田 颯(KWORLD3 )

boxing master

金元 孝男(かなもと たかお)。1960年生まれ、静岡県出身。元協栄ボクシングジム契約トレーナー 。ジャパン・スポーツ・ボクシング・クラブ・マネジャー。輪島功一選手の試合をテレビで観たばっかりに16歳で上京。プロボクシングの世界へ。1978年のプロデビュー。引退後はハワイの伝説のトレーナー、スタンレー・イトウ氏に師事。ハワイ・カカアコ・ジムで修行。協栄ジムでは元WBA世界スーパーバンタム級王者佐藤 修 、元WBA世界フライ級王者坂田健史らをアシスタント・サポ-ト。

This website uses cookies.