デビッド・ベナビデスvsデメトリアス・アンドラーデ 「結果」 WBC世界スーパーミドル級暫定戦

11月25日(日本時間26日)、米・ラスベガスのミケロブ・ウルトラ・アリーナで開催された、Showtime・PPV放映のPBC興業のメイン。WBC世界スーパーミドル級暫定王者デビッド・ベナビデス(米)=27戦全勝(23KO)=に、元WBO世界スーパーウェルター級、前WBO世界ミドル級王者でWBA1位、WBO2位、WBC5位のデメトリアス・アンドラーデ(米)=32戦全勝(19KO)=が挑んだタイトル戦は、べナビデスが6回3分TKO勝ち。

立ち上がり、身長で上回るべナビデスはプレスをかけ前進。サウスポーのアンドラーデは低い姿勢から速いコンビネーションを飛ばし、好調を伺わせた。しかし4回終了間際、べナビデスの叩きつけるような右フックでアンドラーデはダウン。続く第5ラウンド、べナビデスはグイグイ前進。パワフルな連打にさらされたアンドラーデは、ピンチの連続。

6回開始前にアンドラーデにドクターチェックが入ったが試合は続行。しかし、べナビデスの勢いは止まらず、強烈な右アッパー、左フックを喰らったアンドラーデはダウンを逃れるのがやっと。何とか終了ゴングに逃げ込んだが、ダメージは大きく、7回開始ゴングを前に試合はストップ。無敗対決はべナビデスの圧勝に終わった。

2024年はべナビデスと、WBC同級王者サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)=60勝(39KO)2敗2分=との王座統一戦が実現する事が期待されます。

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金元 孝男(かなもと たかお)。1960年生まれ、静岡県出身。元協栄ボクシングジム契約トレーナー 。ジャパン・スポーツ・ボクシング・クラブ・マネジャー。輪島功一選手の試合をテレビで観たばっかりに16歳で上京。プロボクシングの世界へ。1978年のプロデビュー。引退後はハワイの伝説のトレーナー、スタンレー・イトウ氏に師事。ハワイ・カカアコ・ジムで修行。協栄ジムでは元WBA世界スーパーバンタム級王者佐藤 修 、元WBA世界フライ級王者坂田健史らをアシスタント・サポ-ト。

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