4月に東京・有明アリーナで行われたWBA世界バンタム級王座決定戦で、井上拓真(大橋)選手に判定で敗れた、元WBA世界スーパーフライ級王者でWBA世界バンタム級8位にランクされるリボリオ・ソリス(ベネズエラ)=37勝(18KO)7敗1分=が、12月19日(日本時間20日)にガーナ・アクラのブコム・ボクシング・アリーナで、元WBOグローバル・スーパーフライ級王者プリンス・パテラ(英)=28勝(23KO)1敗2分=と、IBO(国際ボクシング機構)世界バンタム級王座決定戦を行う事が決定。

かつて日本のリングで亀田大毅、山中慎介選手らと戦った41歳のソリスは、井上選手に敗れた後、2ヶ月と時間を置かずに再起。アンヘル・フェルナンデス(ベネズエラ)=1勝(1KO)13敗=との8回戦で2回TKO勝ちを収めると、その2週間後、ジェイソン・プラド(ベネズエラ)=7勝(3KO)20敗1分=を3回TKOに降している。

30歳の長身サウスポー、パテルは2021年に2度アクラで戦い2勝(2KO)。2019年7月にサウジアラビア・ジェッダで行われたIBO世界バンタム級王座決定戦で、ミチェル・バンケス(ベネズエラ)=20勝(14KO)4敗=に12回判定負けを喫して以来、1分を挟み9連続KO勝利と好調を維持している。