2016年リオ五輪スーパーヘビー級金メダリストのトニー・ヨカ(フランス)=11勝(9KO)2敗=の再起戦が、12月9日(日本時間10日)にフランス・パリで、元WBA世界クルーザー級レギュラー王者リャド・メルウィー(ベルギー)=31勝(26KO)2敗=を相手に行われる事が決定。

31歳のヨカは昨年5月にマーティン・バコレ(コンゴ)=20勝(15KO)1敗=に0-2判定で敗れ初黒星を喫した後、今年3月に行われた元世界挑戦者カルロス・タカム(フランス)=40勝(28KO)8敗1分=戦でも、スプリットの判定負けで2連敗中。最近2試合の内容が良くないヨカに取っては、勝利はもちろんだが、その内容で将来が問われる試合となり、今度が正念場。

一方のメルウィーは2022年8月にWBA世界クルーザー級王座を返上。階級をアップし、今年5月に南アフリカ・ケンプトンパークで行われた、WBC世界ブリッジャー級挑戦者決定戦では、ケビン・レリーナ(南ア)=29勝(14KO)2敗=に12回判定で敗れており、こちらも再起戦。互いに負けられない一戦。