12/14 ジェルボンテ・デービスvsラモント・ローチ 「決定!」 WBA特別承認 世界ライト級戦

WBA世界ライト級王者ジェルボンテ・デービス(米)=30戦全勝(28KO)=に、WBA世界スーパーフェザー級王者ラモント・ローチ(米)=25勝(10KO)1敗1分=挑むタイトル戦が決定。ローチは同級暫定王者アルベルト・バチルガジエフ(ロシア)=10戦全勝(7KO)=との対戦を指令されていたが、WBAは特別に例外として、ローチのライト級王座挑戦を承認。

WBAの通達では試合は12月14日(日本時間15日)に米・テキサス州ヒューストンで開催されるとされているが、12月21日(日本時間22日)に米・ワシントンDCで行われる可能性も残されている。

WBAはローチ陣営からの例外承認をバチルガジエフ陣営とも協議し、一度限りとして特別承認する事を決定。ローチはデービスに勝った場合、5日以内にスーパーフェザー級、ライト級どちらの王座を保持して行くかを決める事になり、敗れた場合は120日以内にバチルガジエフとの対戦を義務付けられた。

技巧派のローチがデービスの壁を崩す事が出来るのか。階級を上げての挑戦だけに厳しい見方が多いが、一部のファン、関係者からはローチのテクニカルなボクシングに期待する声もある。しかし、デービスによほどの油断とアクシデントがなければ、1階級下の選手に敗れる事はないだろう。

boxing master

金元 孝男(かなもと たかお)。1960年生まれ、静岡県出身。元協栄ボクシングジム契約トレーナー 。ジャパン・スポーツ・ボクシング・クラブ・マネジャー。輪島功一選手の試合をテレビで観たばっかりに16歳で上京。プロボクシングの世界へ。1978年のプロデビュー。引退後はハワイの伝説のトレーナー、スタンレー・イトウ氏に師事。ハワイ・カカアコ・ジムで修行。協栄ジムでは元WBA世界スーパーバンタム級王者佐藤 修 、元WBA世界フライ級王者坂田健史らをアシスタント・サポ-ト。

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