WBA世界ライト級王者ジェルボンテ・デービス(米)=30戦全勝(28KO)=に、WBA世界スーパーフェザー級王者ラモント・ローチ(米)=25勝(10KO)1敗1分=挑むタイトル戦は、12月14日(日本時間15日)に米・テキサス州ヒューストンのトヨタ・センターで開催される、プレミア・ボクシング・チャンピオンズ興行のメインで行われる事が正式発表。放映はPrime Video PPV。

共同メインでは、8月に対戦同意に達していたWBC世界スーパーライト級タイトル戦。王者アルベルト・プエジョ(ドミニカ)=23戦全勝(10KO)=に、同級1位サンドル・マーティン(イタリア)=42勝(15KO)3敗=が挑む指名戦が行われる。

ローチは同級暫定王者アルベルト・バチルガジエフ(ロシア)=10戦全勝(7KO)=との対戦を指令されていたが、WBAはローチ陣営からの例外承認をバチルガジエフ陣営とも協議し、一度限りとして特別承認する事を決定。

ローチがデービスに勝った場合、5日以内にスーパーフェザー級、ライト級どちらの王座を保持して行くかを決める事になり、敗れた場合は120日以内にバチルガジエフと対戦する事を義務付けられた。

プエジョは6月15日(日本時間16日)に米・ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナで行われた、同級暫定王座決定戦でゲイリー・アントゥアン・ラッセル(米)=17勝(17KO)1敗=をスプリットの判定で破り、暫定王座を獲得。その後、デビン・ヘイニー(米)=31勝(15KO)無敗1NC=の休養王者認定を受け、正規王者に昇格していた。なお、プエジョvsマーティンの勝者は、同級4位ラッセルとの対戦が義務付けられている。