11月に米・ラスベガスでの開催が計画されていた、IBF世界ライト級王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)=17勝(11KO)3敗=との王座統一戦が消滅していた、WBA世界同級王者ジェルボンテ・デービス(米)=30戦全勝(28KO)=の次戦は、WBA世界スーパーフェザー級王者ラモント・ローチ(米)=25勝(10KO)1敗1分=との対戦が浮上。
ローチが階級を上げデービスの王座に挑戦する形となる試合は、12月21日(日本時間22日)にローチの地元ワシントンDCでの開催が計画されている。ローチは最新のインタビューで、デービスと戦った後、スーパーフェザー級に戻り、WBO世界スーパーフェザー級王者エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)=38勝(31KO)2敗1分=と戦う事もいとわないと話している。
同日はWBC世界暫定ライトヘビー級王者デビッド・べナビデス(米)=29戦全勝(24KO)=に、同級14位ジェシー・ハート(米)=31勝(25KO)3敗=が挑むタイトル戦も組み込まれる。べナビデスはWBA世界同級レギュラー王者デビッド・モレル(キューバ)=11戦全勝(9KO)=に対し、対戦オファーを送付。モレルはこれを受けて立ち、対戦を承諾したが、この対戦は2025年になる見込み。
しかし、12月21日(日本時間22日)はサウジアラビアで、オレクサンドル・ウシクvsタイソン・フューリーの再戦興行が決まっており、デービスvsローチのPBC興行は、開催日が前倒しになる可能性がある事も伝えられている。今後の動向に注目。