マッチルーム・ボクシングは12月7日(日本時間8日)にプエルトリコ・サンファンのロベルト・クレメンテ・スタジアムで、DAZN放映興行を開催。メインカードには前IBF世界スーパーライト級王者で5位にランクされるスブリエル・マティアス(プエルトリコ)=20勝(20KO)2敗=と、前IBF世界バンタム級王者で4位にランクされるエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)=24勝(13KO)3敗1NC=が出場する。

アンダーカードではIBF世界スーパーライト級1位リチャードソン・ヒッチンズ(米)=18戦全勝(7KO)=が、元2階級制覇王者ホセ・ペドラザ(プエルトリコ)=29勝(14KO)6敗1分=と対戦。ヒッチンズは4月6日(日本時間7日)に米・ラスベガスのフォンテインブルー・ラスベガスで行われた挑戦者決定戦で、グスタボ・レモス(アルゼンチン)=29勝(19KO)1敗=に12回判定勝ちを収めたが、レモスの喰い下がりに大苦戦。薄氷の勝利だった。

対する35歳のペドラザは2022年以降、ホセ・カルロス・ラミレス●、リチャード・コミー△、アーノルド・バルボサJr●、キーショーン・デービス●と白星がなく、2月8日(日本時間9日)に米・ラスベガスで行われたデービス戦では、何も出来ずに6回レフェリーストップで敗れている。

マティアスは今年2月にマッチルーム・ボクシングとプロモート契約を締結。しかし、6月15日(日本時間16日)にプエルトリコ・マナティで行われた、マッチルーム・ファイターのリアム・パロ(オーストラリア)=25戦全勝(15KO)=との防衛戦で、まさかの判定負けを喫し王座から陥落。対戦相手は未定だが、王座奪還に向けたアピールが求められる。

5月4日にエディオン・アリーナ大阪で西田凌佑(六島)=9戦全勝(1KO)=選手に敗れ、世界王座から陥落した32歳のロドリゲスは、同級6位ホセ・サラス・レイエス(メキシコ)=15戦全勝(10KO)=との挑戦者決定戦が計画されている。