前IBF世界バンタム王者で現在同級4位にランクされるエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)=24勝(13KO)3敗1NC=と、同級6位ホセ・サラス・レイエス(メキシコ)=15戦全勝(10KO)=による同級挑戦者決定戦が、年内11月から12月にかけて行われる。

IBF世界同級最新ランキングは1、2位が空位で、3位の 堤 聖也(角海老宝石)=11勝(8KO)無敗2分=選手は、10月13日に東京・有明アリーナでWBA世界同級王者井上拓真(大橋)=20勝(5KO)1敗=選手へ挑戦することが決定。5位チャーリー・エドワーズ(英)=19章(7KO)1敗1NC=は、9月27日(日本時間28日)に英・ロンドンのヨーク・ホールで、トーマス・エソンバ(英)=13勝(4KO)8敗1分=の持つEBU欧州同級王座への挑戦が決まっている。

プロデビュー4年目のレイエスは、メキシコ・ティファナをホームリングとする22歳のサウスポーで、昨年来日し、井上尚弥(大橋)選手のスパーリング・パートナーを務めている。

32歳のロドリゲスは5月4日にエディオン・アリーナ大阪で、西田凌佑(六島)=9戦全勝(1KO)=選手の挑戦を受けたが、4回に左ボディでダウンを奪われ12回判定負けを喫し王座陥落。再起戦が世界挑戦権を賭けた試合となる。

勢いに乗る若武者レイエスが、元王者ロドリゲスを撃破し、世代交代を成し遂げ世界挑戦権を獲得するのか。それとも、老獪なロドリゲスが再びよみがえるのか。日本のファン、関係者にも気になる一戦です。正式決定が待たれます。