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11月15日(日本時間16日)、プエルトリコ・ラレスのフェリックス・アミギート・メンデス・コロシアムで開催された、ミゲル・コット・プロモーション興行”World-Class Prospects”のメインイベントに、15戦全勝(12KO)のレコードを持つ、WBO世界フェザー級8位ヤン・カルロス・サンタナ(ドミニカ)が登場。

保持するNABO同級王座の防衛戦で、アレクシス・モリーナ(メキシコ)=13勝(8KO)4敗1分=とグローブを交えたサンタナは、スピードとパワーでモリーナを圧倒。モリーナも時折鋭い右ストレートを返したが、ボディを攻めたサンタナが5回KO勝ち。プロデビュー以来の連勝を16に伸ばした。

ミゲール・コット・プロモーションおよびH2エンターテインメントにより推進される25歳のサンタナは、今年に入りトップランクと長期プロモート契約を締結。この試合が今年3度目のファイトだった。

Yan Carlos Santana vs. Alexis Eduardo Molina
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ミゲール・コット・プロモーションのヘクター・H・ソト社長は、2022年にまだ4回戦ボーイだったサンタナを発掘して以来、「ドミニカの伝説的なボクサーになるために必要なものをすべて持っている。トップランクとの提携により、サンタナはフェザー級において最も重要なプロスペクトの一人となる」と断言している。

サンタナが10回戦を戦うようになったのは昨年夏からで、来年以降、ステップアップファイトを経て、世界の上位に進出してくるのは間違いないと見られている。

バンタム級6回戦に出場したジョーディ・カルドナ(プエルトリコ)=8戦全勝(8KO)=は、マリオ・ラベガル(ドミニカ)=6勝(5KO)2敗=に第3ラウンドTKO勝ち。成長著しい26歳のカルドナは、これまで7回まで要した試合が一度だけで、その他は全て3ラウンド以内で決着。そのうち初回KOが4度ある強打者で、今後の上昇が期待される有望株。

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