2/23 11戦11KOカイン・サンドバルvs元オリンピアン、ハビエル・モリナ スーパーライト級10回戦

デビュー以来、11連続KOを続ける21歳のスーパーライト級新鋭カイン・サンドバル(米)は、2月23日(日本時間24日)に米・カリフォルニア州サンタイネスのチャマッシュ・カジノ・リゾートで、元オリンピアン(北京五輪代表)のハビエル・モリナ(米)=22勝(9KO)5敗=と対戦。キャリア初の10回戦となる。

カリフォルニア州サクラメントに住むサンドバルは、2021年8月に4回戦でデビューし、昨年は8回戦で3勝。11月9日(日本時間10日)には米・ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン・シアターで、地元のウェズリー・フェラー(米)=17勝(8KO)2敗1分=を一方的に攻め、5回1分34秒TKO勝ち。評価を上げた。

対するモリナは、2019年11月に米・カリフォルニア州カーソンで、岡田博喜(角海老宝石)=19勝(13KO)1敗=選手に初回KO勝ち。続いて2020年2月に米・ラスベガスで開催されたワイルダーvsフューリーⅡ興行に出場し、元WBC世界スーパーライト級1位アミール・イマム(米)=22勝(19KO)3敗=も判定で破った。

しかし、その後は元2階級制覇王者ホセ・ペドラサ(プエルトリコ)、スーパーウェルター級上位ランカーのヘスス・ラモス(米)、英・ロンドンでロビー・デイヴィスJr(英)にスプリットの判定負けと3連敗中。サンドバル戦は約1年9か月ぶりの再起戦となる。

これまでKO負けの経験がない33歳のモリナを相手に、21歳の新鋭サンドバルがどんな戦いを見せるのか。キャリアのステップアップを賭けた、興味深いマッチメイク。楽しみな一戦です。

boxing master

金元 孝男(かなもと たかお)。1960年生まれ、静岡県出身。元協栄ボクシングジム契約トレーナー 。ジャパン・スポーツ・ボクシング・クラブ・マネジャー。輪島功一選手の試合をテレビで観たばっかりに16歳で上京。プロボクシングの世界へ。1978年のプロデビュー。引退後はハワイの伝説のトレーナー、スタンレー・イトウ氏に師事。ハワイ・カカアコ・ジムで修行。協栄ジムでは元WBA世界スーパーバンタム級王者佐藤 修 、元WBA世界フライ級王者坂田健史らをアシスタント・サポ-ト。

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