マッチルーム・ボクシングのエディ・ハーンが明らかにしていた、WBC、WBA世界ウェルター級2位、IBF4位、WBO7位にランクされるコナー・ベン(英)=23戦全勝(14KO)=が、WBC世界ウェルター級王者マリオ・バリオス(米)=29勝(18KO)2敗1分=に対しオファーを送っていたタイトル戦は、来年2月15日(日本時間16日)に英・ロンドンのO2アリーナ開催で、最終同意に近づいている。
英国での試合出場停止処分が解除されたベンは、バリオスへの挑戦を実現させるために、ドイツ・ハンブルグで開催されているWBC総会に参加。「世界戦を実現させるために来たんだ」というベンに対し、マウリシオ・スライマン会長は、「ベンはタイトルへ挑戦する資格は十分にある」と、タイトル戦を承認する考えを明らかにしている。
12月7日(日本時間8日)に赤道ギニアの首都マラボのシポポ・コングレス・センターで開催が予定されていた、同級挑戦者決定戦。同級1位スレイマン・シソコ(フランス)=17戦全勝(9KO)=と、同級3位エギジウス・カヴァリアウスカス(リトアニア・米カリフォルニア州在住)=24勝(19KO)2敗1分=の一戦は、シソコの負傷により延期されており、バリオスも指名戦の縛りはない。
12/21 イスラエル・マドリモフ欠場 リヤド・シーズン
12月21日(日本時間22日)にサウジアラビア・リヤドのキングダム・アリーナで開催される、オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)=22戦全勝(14KO)=と、タイソン・フューリー(英)=34勝(24KO)1敗1分=のダイレクトリマッチをメインとする、リヤド・シーズン興行のセミファイナルに出場を予定していた、前WBA世界スーパーウェルター級王者イスラエル・マドリモフ(ウズベキスタン)=10勝(7KO)1敗1分=は、急性気管支炎を理由に出場を辞退。
マドリモフと対戦が決まっていた、前WBC世界スーパーウェルター級暫定セルヒイ・ボハチュク(ウクライナ・米在住)=24勝(23KO)2敗=は、イシュマエル・デイヴィス(英)=13勝(6KO)1敗=と対戦する事になった。
マドリモフは短期間で行われる事が決まったボハチュク、オルティスJrとの連戦に自信を見せ、順調にトレーニングを消化していたが、残念ながら予想された通リ、ボハチュク戦の欠場が決定。今後は来年2月22日(日本時間23日)にサウジアラビア・リヤドでの対戦が決まっている、WBC暫定世界スーパーウェルター級王者バージル・オルティスJr(米)=21戦全勝(20KO)=との一戦に向け、体調回復に努める事になった。