2/22 WBC世界ライト級王者スティーブンソンvsWBA2位スコフィールド 対戦交渉開始 / IBF即時再戦指令 世界スーパーミドル級 スカルvsシシュキン

WBC世界ライト級暫定王者ウィリアム・セペダ(メキシコ)=32戦全勝(27KO)=の負傷により、来年2月22日(日本時間23日)にサウジアラビア・リヤドで開催される”リヤド・シーズン”興業での対戦が延期された、WBC世界ライト級王者シャクール・スティーブンソン(米)=22戦全勝(10KO)=の新しい対戦相手に、WBA世界同級2位、IBF12位にランクされるフロイド・スコフィールド(米)=18戦全勝(12KO)=が浮上。スコフィールドと契約するゴールデン・ボーイ・プロモーションは、対戦交渉を開始する事を明らかにした。

22歳の俊英スコフィールドは、11月2日(日本時間3日)に米・ラスベガスのヴァージン・ホテルズ・ラスベガス、ザ・シアターで開催された、ゴールデン・ボーイ・プロモーション興行のメインイベントで、レネ・テレス・ジロン(メキシコ)=20勝(13KO)4敗=を12回判定で破り、保持するWBAインターナショナル王座の防衛に成功したが、11回にはダウンを喫し、打たれた場合の脆さを露呈した。  

しかし、オスカー・デラホーヤは強気で、スティーブンソンとの対戦に乗り気。サウジアラビアでのマッチルーム・ボクシングとの対抗戦に意欲を燃やしている。今後の交渉に注目。

IBF即時再戦指令 世界スーパーミドル級 スカルvsシシュキン

IBFは世界スーパーミドル級王者ウィリアム・スカル(キューバ / ドイツ・ベルリン在住)=23戦全勝(9KO)=と、同級2位ウラジール・シシュキン(ロシア / 米・フロリダ州在住)=16勝(10KO)1敗=の即時再戦を指令。

両者は10月19日(日本時間20日)にドイツ・ベルリン郊外、ファルケンセのシュタンツァーレで、サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)=61勝(39KO)2敗2分=が剥奪されていた、同級王座の決定戦で対戦。スカルが判定勝ちし、新王者となっていた。

この試合の公式スコアはルネ・フィーヴィヒ(ドイツ)116-113、ロバート・ホイル(米)116-112、アマル・サクラウイ(フランス)115-113で、いずれもスカルの勝利を支持。積極的に試合を作りに行ったのはシシュキンで、待機戦法のスカルをよく攻めたが、ジャッジはスカルのカウンターを評価。

試合後、シシュキンをサポートするサリタ・プロモーションのドミトリー・サリタは判定を不服として、IBFに再戦を要求していた。

boxing master

金元 孝男(かなもと たかお)。1960年生まれ、静岡県出身。元協栄ボクシングジム契約トレーナー 。ジャパン・スポーツ・ボクシング・クラブ・マネジャー。輪島功一選手の試合をテレビで観たばっかりに16歳で上京。プロボクシングの世界へ。1978年のプロデビュー。引退後はハワイの伝説のトレーナー、スタンレー・イトウ氏に師事。ハワイ・カカアコ・ジムで修行。協栄ジムでは元WBA世界スーパーバンタム級王者佐藤 修 、元WBA世界フライ級王者坂田健史らをアシスタント・サポ-ト。

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