8月5日(日本時間6日)、フィンランド・サヴォンリンナ、オラヴィンナのオペラステージで開催されたヘビー級8回戦。昨年10月、ディオンテイ・ワイルダー(米)の強烈な右一発で初回KO負けを喫した、39歳の元WBA世界ヘビー級ゴールド王者ロバート・ヘレニウス(フィンランド)=31勝(20KO)4敗=と、ミカ・ミエロネン(フィンランド)=6勝(6KO)=の一戦は、ヘレニウスが3回TKO勝ち。

試合はヘレニウスが圧力をかけミエロネンを追い込み、迎えた第3ラウンド、コーナーを背にしたミエロネンがヘレニウスの右フックでよろめくと、あっさりレフェリーストップ。約5年ぶりに自国リングに登場したヘレニウスは、初8回戦の41歳、ミエロネンを全く問題とせず、格の違いを見せ付けた。